バンクーバーで「ヨーロッパ連合映画祭」-加盟国25カ国の作品上映

フィンランドの家族向け映画『Christmas Story』は子どもと一緒に楽しめる家族向け作品。

フィンランドの家族向け映画『Christmas Story』は子どもと一緒に楽しめる家族向け作品。

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 バンクーバーの映画館Pacific Cinematheque (1131 Howe Street,Vancouver TEL 604-688-3456)で11月28日、ヨーロッパ連合に加盟する国のコメディーやドラマなどを上映する映画祭「The European Union Film Festival」が始まった。今年で11回目となる。

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 同祭では、ヨーロッパ連合に加盟する国のキプロスとマルタ共和国の2カ国を除く25カ国の映画をそろえ、歴史的名作から新進気鋭の監督の初長編作品やブラックコメディー、サスペンスなどさまざまなジャンルをラインアップする。

 期間中、今年のカンヌ映画祭で「パルムドール賞」を受賞したフランス映画「THE CLASS」や、アカデミー賞の外国語作品にノミネートされたスロバキア映画「Return of the Storks」、カナダ人女優サラ・ポーリーが秘密を抱えた孤独な女性を演じ、ある出会いによって変わっていく姿を描く「The Secret Life of Words(あなたになら言える秘密のこと)」など25本を上映する。うち17本はバンクーバー初上映となる。

 同館マーケティングアシスタントJessica Parsonsさんは「サンタクロースの誕生ストーリーを描くフィンランドの家族向け映画『Christmas Story』は、子どもと一緒に家族で楽しんでもらえる映画でおすすめ」と話す。

 料金は1作品につき、一般1枚=9.50カナダドル、2枚=11.50カナダドル。チケットは、ウェブサイトや各会場のボックスオフィスなどで販売する。12月11日まで。

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