リッチモンド・カルチュアル・センター(7700 Minoru Gate, Richmond)で8月22日、カエルに焦点を当て環境破壊を訴えるエコイベント「Green Leap Forward」が開催される。主催はリッチモンドを拠点に映画祭などを開催し、多様な文化を紹介する活動を行うCinevolution Media Art Society、リッチモンド市など。
同イベントでは、カエルを通して中国・アジア圏コミュニティーに環境問題を提議し、イベント参加者らが交流や互いの支援を行い、地元コミュニティーに密着してバンクーバー首都圏の環境対策への関心の向上を図るのが狙い。
当日、会場ではカエルなどの爬虫(はちゅう)類の展示を行うほか、Urban Treeflogのブログライターで、活動家のDavid Wongさんが「近年のカエルの大量消滅と人々に与える影響」、Val Ellis Lofvendahlさん(Richmond Reptile Rescue, Adoption & Education Society)が両性類生物のレスキューに取り組む仕事内容などについて、それぞれ質疑応答を含むプレゼンテーションを行う。
プレゼンテーション後にはカエルが主役の映画、Tani Hansen監督が自宅の郵便箱にすむツリーフロッグを撮影した白黒フィルム「Mailbox Blues」(8分)と世界的ダイバー、ジャック・マイヨールさんが愛した佐賀県唐津市の自然と人々の交流を描いた作品で東京国際映画祭でも高い評価を得た「Blue Symphony-ジャック・マイヨールの愛した海」(みつよしたかひろ監督、90分)を上映する。
開催時間は19時30~22時30分。入場無料。