バンクーバー郊外で鉄道イベント-貴重なミニチュアモデルや写真の展示も

バンクーバー郊外のSurrey Museumで鉄道イベント「All Aboard!」が開催された。

バンクーバー郊外のSurrey Museumで鉄道イベント「All Aboard!」が開催された。

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 バンクーバー郊外にある地域博物館「Surrey Museum」(17710-56A Avenue, Surrey TEL 604-592-6956)で9月26日、鉄道をテーマとしたイベント「All Aboard!」が開催され、来場した鉄道ファンや親子連れなどを楽しませた。

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 会場には、過去から現在までバンクーバー・エリアまたは北米で走っていた各種鉄道のミニチュアモデルや、レゴブロックで作った列車、鉄道テーマのボードゲーム、フレーザーバレーで過去に走っていた鉄道の資料写真集などを、鉄道をテーマとした地元の趣味グループが持参し来場者に公開した。

 博物館外には模型用のレールを特設し、Greater Vancouver Garden Railway Clubのメンバーたちが本物そっくりに作られたミニチュアの各種列車を順次走らせた。中には、現在でもカナダを横断する列車VIARailモデルをはじめ、実際に煙を吐きながら蒸気で走るモデルなど珍しい列車も。メンバーの一人Johnさんはモデル列車の魅力を、「1940年代のリオネル社のものなど、非売品のアイテムを入手する楽しみもあるが手軽に入手できるモデルも多くあり小さな子どもから大人まで十分楽しめる」と話す。

 館内では北米で最も美しい蒸気機関車であったとされる「Royal Hudson Steam Train」の特別資料の展示や解説、「シベリア鉄道の旅」についての説明会なども行われた。レゴブロックの鉄道づくりにチャレンジしたJoshuaさん(11)は「レゴで写真を見ながら本物に似せた列車を作るのが好き。レゴ用の鉄道レールが今は売っていないので今回試してみることができてうれしかった」と話す。

 イベント「All Aboard!」は当日限りのイベントだが、博物館展示場では、バンクーバー地区での鉄道の歴史や鉄道模型の展示が引き続き行われる。12月19日まで。

 開館時間は、火曜・水曜・木曜=10時~18時、金曜・土曜=10時~17時、日曜・月曜・祝日=休館。入場料は、大人=5カナダドル、子ども=2.50カナダドル、5歳以下無料。

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