バンクーバー水族館(845 Avison Way, Vancouver TEL 604-659-3474)で11月9日、6月に誕生したメスの赤ちゃんベルーガに名前を付ける一般公募が始まった。
期間中応募された名前の中から、最終候補を5案を選び、その後水族館会員とスタッフが投票を行い名前を決定する。候補に残った名前の提案者と最終決定した名前の提案者には、年間家族会員パス、200カナダドル相当の併設ギフトショップの金券などの商品を贈呈する。
名前はベルーガの生息地である北極圏、そして北極圏で生活する先住民族イヌイットの人々に関連するものに限定。同館広報担当者は「水族館サイトで24時間稼動している動画『Beluga cam』を見たり、イヌイットの人々の言語(Inuktitut)や文化について少しでも勉強してもらったうえで応募することを勧めている。ベルーガについて多く知るほどぴったりの名前を思いつくチャンスも増えるのでは」とも。水族館サイトではInuktitut語の辞書へのリンクも掲載している。
これまでベルーガたちに付けられた名前は、Aurora(オーロラ)、Imaq(イマック=Inuktitut語で「海」の意味)、Qila(キーラ=Inuktitut語でベルーガの意味)など。昨年6月誕生の赤ちゃんには父親、母親、祖母の頭文字を取って産まれた曜日と組み合わせてTiqa(ティカ)と名付けられている。
応募は水族館サイトから。受け付けは今月22日まで。水族館会員は最終決定の投票にも参加できる。