バンクーバーの女性がチョコレート会社を設立-離婚の苦い経験を商品に反映

癒し系板チョコレート「My Therapy Bar」が内装された女性向けのメッセージとともに話題となっている。

癒し系板チョコレート「My Therapy Bar」が内装された女性向けのメッセージとともに話題となっている。

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 バンクーバーの女性2人が設立したチョコレート会社「Deliss Chocolate Inc.」が販売する板チョコ「My Therapy Bar(マイ・セラピー・バー)」が、商品に添えられた女性向けのメッセージカードとともに話題となっている。

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 同社はオーナーのShadi JavadiさんとRamona Nordalさんが設立。Javadiさんが辛い離婚経験を多くのチョコレートを食べ、自己啓発の本を読む事で乗り切った経験から、友人のNordalさんと癒やし効果のあるチョコレートの商品化を思いついた。Nordalさんは「良質のおいしいチョコレートには心を癒やす効果がある。商品名もすぐに決まり、おいしいだけでなく心が落ち着くような製品を作ろうと話が進んだ」と起業のきっかけを話す。

 同社が販売する板チョコはダークチョコレートの「I Love Myself…」、ミルクチョコレートの「I Will Survive…」とミルクチョコレートにヘーゼルナッツをミックスした「Look At Me Now…」の3種。Javadiさんが離婚へ向けてたどった3つのステージを想定し、それぞれマッチするフレーズを付けた。各チョコレートのパッケージ内には女性にエールを送るメッセージや名言を書いたカードを添え、記載内容はカードごとに異なる。現在、4番目の商品「I love you…」も開発中。

 価格は100グラムの板チョコ=3.99カナダドル。バンクーバー市内ではWhole Foods Marketの数店舗 、Stong’s Marketなどのスーパーマーケットで販売している。

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