バンクーバー市役所で3月2日、市政125周年を記念した桜の植樹式が行われ、ロバートソン市長、篠田主席領事、バンクーバー「桜祭り」関係者らが出席した。
バンクーバー市は、バンクーバー「桜祭り」実行委員会、David and Drothy Lam Foundationと協力、市政125周年を記念した「誕生日記念の桜(Birthday Blossoms)」3,000本の植樹を市民に呼びかけており、予約受け付けを開始した昨年3月以来、約1,500本を販売した。市役所敷地内には7本が植樹される。
ロバートソン市長は「1930年代に初めて日本から贈られた桜は現在3万7,000本。バンクーバーを象徴する花の一つになった。David Lam Foundationの協力のおかげで1本40カナダドルという低価格で販売できる桜を多くの場所に植樹してもらい、市を100万本の木で埋める目標に近づきたい」とあいさつで呼びかけた。
Teresa Coady「桜祭り」実行委員会会長は「昨年は(五輪のため)規模を縮小した『桜祭り』だが、今年は多くのイベントを予定しているので楽しみにしてほしい。購入した桜は自宅の庭に植えたり、母の日のプレゼントしたりするなど各自で楽しんでもらえれば」と話す。
「誕生記念の桜」の苗木は1本40カナダドル。「桜祭り」のサイトで販売している。