4月17日に開催される10キロラン大会「バンクーバー・サン・ラン」で、リッチモンド在住の村木将臣さんと長男(11)がケリスデールの小学校の保護者、児童らとともに、東日本大震災の義援金を募るため募金箱を持って走る。
バンクーバー・サン・ランは毎年5万人以上が参加するカナダ最大規模の10キロラン大会。震災前から同大会への参加を予定していた村木さん親子は地震のニュースを受け、「カナダで何ができるのか。募金を呼びかけよう。人が集まるのはどこか」と考え、同大会での募金活動を思いついた。
大会事務局は「大会側が募金活動を共に呼びかけることはできないが、個人で募金箱をもって走ることは問題ない」と了承。カナダ赤十字社にも問い合わせ、同社のコミュニティー・イベント・オーガナイザーとして「レッドクロス」の募金箱を持って走ることになる。
村木さんは「日系はもちろん、アメリカ、カナダの友人からも応援してもらっている。海外でもできることをしたい。バンクーバーでも地震は起きないという保証はないので多くの人募金や震災について知っていただきサポートしていただければ」と話す。