LEO アワード授賞式開催-日系映画「Henry’s Glasses」も7部門にノミネート

「LEO Awards」で6部門ノミネートされた「Henry’s Glasses」のUegama 監督(右から2人目)、野村マシュー脩弥さん(左から2人目)、関係者たち

「LEO Awards」で6部門ノミネートされた「Henry’s Glasses」のUegama 監督(右から2人目)、野村マシュー脩弥さん(左から2人目)、関係者たち

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 バンクーバーのThe Fairmont Hotel Vancouver (900 West Georgia St. Vancouver )で6月11日、BC州で撮影・制作された映画・テレビ作品などを対象とした「LEO Awards 2011」の授賞式が開かれ、日系人収容所を描いた「Henry’s Glasses」も6部門にノミネートされた。

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 会場となったホテル前にはレッドカーペットが敷かれ、報道陣のカメラが構える中、映画関係者が次々と到着。日本でも放映された人気テレビシリーズ「Smallville」「Sanctuary」のキャストも登場し、沿道ではカメラを構えるファンの姿も多く見られた。

 第2次世界大戦時の日系人収容所を舞台とした短編フィルム「Henry’s Glasses」(Brendan Uegama監督)は監督賞、主演男優賞(2人)、衣装デザイン、音楽、編集、メーキャップの6部門で7人がノミネートされ、惜しくも受賞は逃したが大きな注目を集めた。

 Walter Uegamaさんと共に主演男優賞にノミネートされた野村マシュー脩弥さんは、初めてのレッドカーペット体験の感想を「受賞はできなかったが有名人になった気分で楽しめた」と笑顔で話し、「この映画に関わって、監督が資金集めや撮影場所探し、出演者やエキストラ集めなど多くの仕事をこなしているのを見て映画作りの大変さと面白さを学べた」とも。

 当日は、最優秀作品賞を「Gunless」、ベストドラマシリーズ賞を「Smallville」が、監督賞をRaul Inglis 監督(作品名「Transparency」)が、それぞれ受賞したほか70以上の部門でで受賞者が発表された。

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