バンクーバーのガスタウンに紅茶専門店「Apres-midi」(1Gaolers Mews, Vancouver TEL 604-568-7887)が6月上旬にオープンし、地元住民や観光客らから人気を集めている。
オーナーのPioさんとKimさんは「建物はバンク-バー市よりヘリテージビルに指定されており、バンクーバーでも大きく古いビルのひとつ。ゆったりとした雰囲気でお茶を楽しんでもらえる場所を提供したい」と話すように、店舗面積1584スクエア・フィートの店内には席数16席を設置し、広々と落ち着いた空間を演出する。
ブラックティーはもちろん、グリーンティー、ハーブティー、ホワイトティー、カフェインフリーなど70種類以上ある選択肢の広いティーセレクションが同店の特徴。オーガニックの茶葉を使用するなど茶葉や入れ方にもこだわる。「本格的な紅茶をプレッシャーに感じることなくもっと手軽に見て香りを楽しんでもらいたい」(Pioさん)とカフェカウンター近くに別ブースを設け、手にとって一つひとつ確認できるよう配慮する。
ドリンクメニューは同店のセレクションから選べ、ホットティー(2.75カナダドル~)はポットで提供。「紅茶と相性の良い季節のフルーツやスパイス」などを合わせたアレンジティー「One Night in Paris」や「White Raspberry Champagne」のほか、ブラックティーに花とアーモンドを入れる「Candied Almondが人気」。
スイーツはマフィンやシナモンロール、注文を受けてから焼き上げる紅茶付きのスコーンセット(13.95カナダドル)の注文で50グラムの茶葉を付けるプロモーションを行っている(終了時期未定)。「お茶本来のおいしさを味わってもらえたら嬉しい。気軽に好みを言ってもらえたら色々アドバイスします」(Pioさん)。茶葉の販売は50g=7カナダドル~。
営業時間は、月曜~金曜=9時~18時、土曜・日曜=10時~18時。