バンクーバーのCineplex Odeon International Village(88 West Pender St. Vancouver )で11月3日、バンクーバー・アジアンフィルム・フェスティバル(VAFF)が始まった。開催は今年で15回目。
同映画祭は1997年、アジア系カナダ・アメリカ人のフィルムメーカーの作品と、アジア各国の作品を紹介する目的で始まったカナダで最初のアジア映画祭。毎年4日間の開催期間中に短編、長編合わせて50作品以上を上映。約4000人を動員する。
今年のオープニングではKelly Huさんと香港人俳優のエディソン・チャンさん主演の「Almost Perfect」を上映。チャンさんら出演者とBertha Bay-sa Pan監督も出席した。同映画祭ディレクターのPeter Leungさんは「北米中の各アジア映画祭で今年最も人気が高い作品。Pan監督とバンクーバー生まれの香港ポップアイコンであるエディソンを(当映画祭に)迎えることができて格別うれしい」と話す。
日本作品ではアニメ「Full Metal Alchemist鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」を5日に上映。6日のクロージングには日系アメリカ人のシンガーソング・ライターGoh Nakamuraさん主演のロマンチック・コメディー「Surrogate Valentine」を上映する。インド系アメリカ人俳優Omi Vaidyaさん主演の「Big In Bollywood」、バンクーバー出身の監督による作品10点を集めた「Vancity Shorts」なども予定。
入場料は、一般=10カナダドル(18時以降)または8カナダドル(昼間上映)、学生とシニア(65歳以上)=7カナダドル。上映スケジュールはサイトで確認できる。今月6日まで。