アメリカの飲料メーカー「Jones Soda Co.」(本社=米シアトル)が4月30日、カナダ限定で新フレーバー「プティーン味」のソーダを発売し、反響を呼んでいる。
「ベーコン味」「七面鳥とグレービー味」「芝生味」「泥味」「クリスマスツリー味」など意外な味のソーダを期間限定で販売することで知られる同社。新商品は、フライドポテトにグレービーとチーズの粒をかけた、ケベック生まれのファストフード「プティーン」をイメージした味で、「ポテトの塩味とチーズのコク、風味豊かなグレービーの味をバランス良く組み合わせた、カナダを代表する味のドリンクバージョンが完成した」と説明する同社マーケティングマネジャーのAndrew Baumannさん。「毎回、珍しいフレーバーの新商品を出すたびに(いろいろな意味で)話題になっているのは十分承知している」とも。
今回の新商品発売の3日後には、オークションサイトeBayに1ダース入りの商品が出品され、1週間で1カナダドルから43カナダドルまで値が上がっているが、味については賛否両論。Facebookの同社ファンページで紹介した、新製品に挑戦した「勇気ある」人たちの表情を収めた動画には、「プティーンを食べるのは好きだけど、飲む気にはならない」「どれほどまずいのか逆に飲んでみたい」「自分では飲みたくないが、話の種としてお土産にはいいかも」など多くのコメントが寄せられている。
価格は1.49~1.69カナダドル。