バンクーバーのコンベンションセンター（1055 Canada Place, Vancouver）で4月18日から3日間、ポップカルチャーの祭典「ファン・エキスポ」が開催され、今年も多くの本格的なコスプレーヤーたちが会場をにぎわした。

会場をにぎわすコスプレーヤーたち

　SF、コミック、アニメ、ゲームなどのファンが一堂に集まる同イベント。今年はホラー好きのための専用コーナーや、「セーラームーン」20周年を祝う会合、「スターウォーズ・イースターエッグハント」などの新企画も用意。声優やアニメーターによるワークショップやレアなコミック販売から無料のLEGOコーナーまで、特定のファンだけでなく家族連れも楽しめる構成となった。会場にはスパイダーマンになりきる小さな子どもからアニメキャラ、本格メークのゾンビまで幅広い年齢層のコスプレーヤーがあふれた。

　サイン会ゲストには「ブレーキングバッド」「アロー」「ウオーキングデッド」などの大ヒットドラマや、映画「ハリーポッター」「スターウォーズ」などの出演俳優が参加。会場にはお目当ての俳優を一目見ようとするファンの行列が絶えず続いた。

　3年越しで来場が実現した「ハリーポッター」シリーズのドラコ役、トム・フェルトンさんのブースでは魔法学校の制服姿のファンも多く、「ハリーポッターの大ファンなので絶対来たかったから朝6時に家を出た」という女性や、「（トム・フェルトンさんは）とても優しくて話もたくさんできてすごくうれしかった」とサインや記念写真を手に喜ぶ高校生などの姿が見られた。