サレー市のソフトボールシティ球場(2201 148st. Surrey)で7月21日、ソフトボール女子の「カナダ杯」(Canadian Open Fastpitch International Championship)が行われ、日本代表が米国代表を5回コールドで破り優勝した。
山根投手を先発に起用し臨んだ日本代表は初回、2点リードでスタートした後、米代表に点を許さず、5回表に山本選手が放った2塁打を皮切りに河野選手、市口選手の好打で一挙に5点を獲得。5回裏も無失点に抑えコールド勝ちで同大会4連覇となる優勝を決めた。
MVPは、決定打となる2塁打など鮮やかな攻守で観客を沸かせた山本優選手と、決勝チームを0点に抑える好投を見せた山根投手の2人が受賞した。
日本女子代表の宇津木麗華監督は「今試合では選手が皆自信を持ちプレーし、それが好プレーと好結果につながった。今大会ではエースの上野投手の登板はなかったが、それでも全勝優勝したということは若手の大きな自信につながる」と喜びを表していた。「(8月に迎える)世界選手権2連覇に向け大きな手ごたえを得た」とも。
同球場では2016年の世界選手権開催が決定している。