バンクーバー経済新聞の今年上半期PV(ページビュー)ランキングは、「バンクーバーに日本人夫婦がビーガン・プリン店-カボチャをベースに」が1位となった。
近年、ビーガン食品は広く普及しているが、日本のプリンのビーガンバージョンは環境を重視しヘルシー志向の高いバンクーバー市民にオープン直後から受け入れられ、順調に販促網を広げている。
3位まではグルメ記事がランクイン。2位はラーメン出店ラッシュが続いているバンクーバーにオープンした九州豚骨ラーメン「暖暮」の記事。3位はよく見ると写真にギョッとする「コオロギ」入りのホットチョコレートの記事が話題を集めた。
上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。
1. バンクーバーに日本人夫婦がビーガン・プリン店-カボチャをベースに (3/7)
2. バンクーバーに「ラーメン暖暮」海外1号店 本場九州の豚骨ラーメン (5/28)
3. バンクーバーでホットチョコレート・フェス-コオロギ入りドリンクも (1/22)
4. バンクーバー市が日本製耐震水道管の試用を開始-震災対策の一環で(4/8)
5. バンクーバーでデビス杯-錦織、ラオニッチ選手ら意気込み語る (3/5)
6. FIFA女子W杯、カナダ敗退 なでしこ準決勝はイングラントと対戦 (6/29)
7. なでしこジャパン、カメルーン戦勝利 「ハラハラどきどきの結果オーライ」佐々木監督 (6/14)
8. ユースバレエ団「くるみ割り人形」終演-日本人ダンサー、クララ役務め上げる(1/8)
9. FIFA女子ワールドカップ、いよいよなでしこ登場 「また同じ景色を見たい(6/9)
10. バンクーバーでデビス・カップ、日本対カナダ-錦織選手らの活躍に期待高まる(2/21)
4位の「日本製耐震水道管設置」の記事は東日本大震災以来、カナダでも震災対策への関心が高いことを裏付ける。5、6、7、9、10位は全てスポーツ関連記事。錦織選手が3月に出場したデビス杯、優勝に期待が掛かるFIFA女子ワールドカップでのなでしこジャパンの動向を伝える記事に注目が集まった。
2010年のオリンピック開催を機に、スポーツの国際大会や文化・学術会議を誘致しているバンクーバー。さらに住みやすい都市になるよう整備されていく街並みに引き続き注目していきたい。