12月に入り、街ではクリスマスムードが盛り上がる中、バンクーバーの公共交通運営団体「トランスリンク(TransLink)」は1日から、市バス路線の一部で「トナカイバス(Reindeer Bus)」を運行している。
ホリデーシーズンの恒例となった「トナカイバス」。大きな赤い鼻と茶色い角をつけた愛嬌(あいきょう)のあるバス前面の外観は30年間、市民に笑顔とホリデースピリットを届けて来た。今年は運行開始に先駆けて11月下旬に慈善団体「クリスマス・ビューロー」を訪問。経済的に支援が必要な家庭の子どもたちに3000個のクリスマスプレゼントを配達した。
同バスは12月末までバンクーバーエリアの路線を順次運行。どのルートを走るかは決まっていないが、「トランスリンク」のツイッターで随時公表するので見掛けたら写真の投稿を呼び掛けている。