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バンクーバーの劇団、年末恒例の家族向け公演 「素晴らしき哉、人生」など3作

「素晴らしき哉、人生」の一幕Photo: David Cooper

「素晴らしき哉、人生」の一幕Photo: David Cooper

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 バンクーバーを拠点に活動する演劇カンパニー「Arts Club Theatre Company」が現在、年末ホリデー期間恒例のファミリー向け企画として、「素晴らしき哉、人生(It's a Wonderful Life)」「クリスマス・ストーリー(A Christmas Story: The Musical)」「ピーターとスターキャッチャーズ(Peter and the Starcatcher)」の3演目を上演している。

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 「Stanley Industrial Alliance Stage」(2750 Granville St. Vancouver)で上演する「クリスマス・ストーリー」は1940年代の古き良き米国を舞台に、9歳の少年ラルフィーがクリスマスプレゼントにBBガンをもらえるように奮闘するコメディーミュージカル。多くの子どもたちがテンポの良い楽曲に合わせて楽しい舞台を繰り広げる。

 「グランビルアイランド・ステージ」(1585 Johnston St. Vancouver)で上演する「すばらしき哉、人生」は、不運な出来事のために人生に絶望し、自殺を考える主人公ジョージ・ベイリーの前に守護天使が現れ、彼が生きてきた人生の素晴らしさを教える感動ストーリー。舞台背景に原作となった1946年公開の同名映画からのシーンを使用するなど、工夫を凝らした演出も好評を集める。

 新劇場「BMO Theatre Centre」(162 West 1 st Ave., Vancouver)での第1作となる「ピーターとスターキャッチャーズ」は、児童養護施設育ちの少年ピーターがネバーランドに向かい海賊や人魚と繰り広げる冒険を経て「ピーター・パン」になるまでを描く物語。俳優が一人で複数の役をこなし観客のイマジネーションを誘う。

 チケットは25カナダドル~。Arts Club Theatre カンパニーのサイト、または各劇場窓口で販売する。上演スケジュールはサイトに掲載する。「クリスマス・ストーリー」は12月27日、「すばらしき哉、人生」は12月26日、「ピーターとスターキャッチャーズ」は1月10日まで。

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