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ビクトリアのロイヤルBC博物館で赤ちゃんマンモス展示 氷河期の世界を紹介

シベリアで発見された赤ちゃんマンモス「リューバ(Lyuba)」展示 写真: International Mammoth Committee 提供:Royal BC Museum

シベリアで発見された赤ちゃんマンモス「リューバ(Lyuba)」展示 写真: International Mammoth Committee 提供:Royal BC Museum

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 ビクトリアにあるロイヤルBC博物館(675 Belleville St. Victoria、TEL 250-356-7226)で6月3日から、2007年にシベリアで発見された赤ちゃんマンモス「リューバ(Lyuba)」を展示する「Mammoths: Giants of the Ice Age」が開催される。

予想される当時のマンモスのイメージ画 

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 4万年前に生存していたとされるリューバは、世界でも有数の良好な保存状態で発見された赤ちゃんマンモス。死亡時は生後30日ほど、体長は約115センチメートル、体重約50キロだったと推定される。健康状態は良好だったが鼻に泥などがつまっていることから、窒息死だったと解明している。

 今回シベリアのヤマルネネツ自治区博物館の協力で貸し出しが実現し、カナダで初の公開となった。ロイヤルBC博物館のローマンCEOは「信じがたいほど素晴らしい状態のマンモスを実際に目で確かめ、サイエンスの力で解明された当時の生態などを知ってもらえれば」と呼び掛ける。

 開館時間は10時~17時(金曜・土曜は22時まで)。入場料は一般=16カナダドル、シニア(65歳以上)・ユース(6歳~18歳)・学生(19歳以上、学生証の提示が必要)=11カナダドル。5歳以下は無料。12月31日まで。

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