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バンクーバーの交通系ICカードに限定デザイン コロナ対策、名物標語で呼び掛け

特別デザインのICカード(コンパスカード)(写真=TransLink)

特別デザインのICカード(コンパスカード)(写真=TransLink)

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 バンクーバーの公共交通機関を運営するTransLink社は9月15日、特別デザインのICカードの限定販売を開始した。

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 発売されたのはバンクーバーエリアのバスや電車の利用時に使用するICカード「コンパスカード(Compass Card )」の限定デザイン。青のグラデーションカラーで、ブリティッシュ・コロンビア州公衆衛生局のボニー・ヘンリー長官が記者会見の際に伝えることで知られる標語「Be Kind, Be Calm, Be Safe(親切に、冷静に、 安全に)」を大きく標記する。

 8月下旬から利用者の車内でのマスク着用を義務付けた同社。9月の新学期の始まりとともに交通機関の利用者も増えつつあり、啓蒙キャンペーンを開始した。「カードのデザインはパンデミックの発生以来、力を尽くしてくれたリーダーたちなど多くの人々に敬意を表すもの」とその意図を説明。「利用者のみなさんがマスクを着用し、お互いに間隔を開けるという対策を改めて認識してもらえれば」とも。

 カードはスタジアム・チャイナタウン駅の「コンパスカスタマーサービス」(営業時間は月曜~金曜=9時~17時)で販売。6カナダドルのデポジットが必要。枚数が無くなり次第販売終了する。

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