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バンクーバー国際映画祭で「マイム マイム」上映−岨手由貴子監督来加
(2008年10月08日)
現在開催中の「バンクーバー国際映画祭(Vancouver International Film Festival)」に日本から映画監督の岨手(そで)由貴子さんが来加し、上映作品「マイム マイム」の上映会と質疑応答が行われた。
同作品は、恋人や家族、友達ともうまく関係が築けない女の子マコトの心を持て余すような日常生活や、幼なじみの男の子との関係を通して動く心の変化を描く。同作品は、若手映画監督の登竜門として知られる映画祭「第30回ぴあフィルムフェスティバル」で準グランプリを受賞し、同映画祭のアジア映画コンペティションの「ドラゴン&タイガー」賞にノミネートされた。
上映会には多くの観客が訪れ、上映後の質疑応答では同作品や、現在の日本の若者についてなどに質問が及んだ。岨手さんは主人公マコトのキャラクター設定に対して「マコトは自分とは遠くないキャラクターで、主演女優のビジュアルから受けるイメージを合わせて脚本を仕上げた」。観客から同作品のデザインやカラーについて話が及ぶと、「独特なキャラクター設定なので、説得づけるために精神的に追い詰めるような色彩の小物や衣装などを用意した」と、脚本を執筆している段階から同作品のイメージができていたことを明かした。
タイトルの「マイム マイム」は、ストーリーの中で話に出るキャンプに関連してフォークダンスの「マイム マイム」と、パントマイムなどの「見せかけ」という意味を持つ「マイム」と関連付けて決めたという。
撮影について、「製作費が限られていたので金銭的には苦労したが、自主制作の世界は狭いので横のつながりやネットワークを使って多くの人に協力してもらい恵まれた環境で製作することができた」と仲間やスタッフに感謝を表した。同映画祭で上映されたことについて、「日本でさえ自主映画を上映し多くの人に見てもらうのは難しいのに、海外で多くの人に鑑賞してもらえてうれしい」と話し、「上映後の質疑応答が積極的で、自分の意見を言った後に映画をさらに知ろうとしてくれる」と日本との観客の反応の違いについて触れた。
今後について、現在は脚本を書いている段階という岨手さんは「映画を作るにあたり、日常生活の中から話しを完結させて余韻の残る映画を作りたい」と話す。
バンクーバー国際映画祭で「かざあな」上映−内田伸輝監督が来加(バンクーバー経済新聞)バンクーバー国際映画祭−北野監督作品をはじめ日本映画18作品上映(バンクーバー経済新聞)
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