バンクーバーに「ひとえ寿司」-化学調味料使わずヘルシー素材にこだわり

バンクーバーに化学調味料は一切使わずヘルシーにこだわる「ひとえ寿司」がオープンした。

バンクーバーに化学調味料は一切使わずヘルシーにこだわる「ひとえ寿司」がオープンした。

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 バンクーバーのキツラノエリアに11月12日、すしレストラン「ひとえ寿司」(3347 W4th Ave. Vancouver、TEL778-371-4619)がオープンした。

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 敷地面積は約1,000平方フィートで、壁がウグイス色の温かな雰囲気の店内は、客席の間を広くとり、顧客がゆっくりくつろげるように席数16席を配した。同店名の由来について、「目が一重(ひとえ)だから」と冗談交じりに話すオーナーでシェフの下重恒挙さんは「一期一会を大切にするということ、名前の下重の下の字の飾りを取ると一重になることから決めた」と説明する。

 約18年にわたり飲食業界やすしシェフとして腕を振るってきた下重さんは、店をオープンするにあたり「自分の店を持ったことで、他店で勤務していた時にはできなかった『すべて手作り』を実践できてうれしい」と「みそ汁」(1.50カナダドル)などのダシはかつおと昆布、いりこから取るこだわりを見せ、化学調味料は一切使わない料理を提供し常連客から評判を呼んでいる。

 北海道産のホタテのにぎり(1貫2.95カナダドル)や、はまちのトロ(1貫1.95カナダドル)などネタと価格にこだわったすし・巻きずしメニューを中心に、アジやたこ、ウニの刺身、「ちらし丼ぶり」(11.95カナダドル)や「ウニ丼ぶり」(14,95カナダドル)、最後までうどんが温かく食べられるように石鍋でサーブする鍋焼きうどん(8.95カナダドル)などのメニューを提供する。

 豆腐を軽く焼いて自家製ソースをかけた豆腐やしいたけのにぎりずし(1.25カナダドル)、「野菜の酢の物」(3.50カナダドル)など約25種類のベジタリアンメニューにも力を入れる。「エリア的に健康志向の高いお客さんが多いので玄米を用意し、すべてのメニューにおいて白米か玄米を選んでもらえるようにした」(下重さん)。

 同店の「おすすめ」は、大きなネタが乗ったにぎりずしが5貫と巻き12ピースがセットの「すしコンボA」(8.50カナダドル)や、鳥の照り焼きとカリフォルニアロール、スパイシーツナ刺し身、サラダがセットになったランチボックス(6.95カナダドル)など。

 下重さんは「純粋にすしをおいしく食べてもらい、何度も足を運んでもらえるように価格を抑えた。友だちと一緒に、遊びに来るような感覚できてほしい」と期待を寄せる。

 客単価は、ランチタイム=10カナダドル、ディナータイム=12カナダドルを見込む。営業時間は、ランチ=10時30分~15時、ディナー=4時30分~21時。火曜定休。

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