2010年バンクーバー冬季五輪のマスコット公式発表から1周年となる11月27日、VANOC(バンクーバーオリンピック組織委員会)は「Miga(ミーガ)」「Quatchi(クワッチ)」「Sumi(スーミ)」の仲間としてこれまでウェブサイト上のみでしか登場していなかったMukmuk(マックマック)のキャラクター商品の発売を開始した。VANOC公式サイトでは、すでに在庫切れになる商品も出るほどの人気を見せている。
同キャラクターは、バンクーバー島に生息するマーモット(リスに似た小動物)を基にして、バンクーバーのデザイン会社「Meomi Design」がデザインした。ぬいぐるみ(15カナダドル)、ピン(8カナダドル)、Tシャツ(24.99カナダドル~)、トランプ(29.99カナダドル)などの新商品10種類を取りそろえる。
VANOC商品開発部のDennis Kimさんは「VANOC公式サイト上のマスコット関連ページには、この1年間で180万以上ものページビューがあり、これまでネット上でしか見ることができなかったMukmukファンからの要望が強く、誕生1周年を記念しての発売となった」と話す。
VANOC公式サイトのほか、BayやZellersなどのデパート・小売店、バンクーバー空港内「The Olympic Store」で販売中。同サイトでは、発売を記念して、新しくマスコットコーナーにMukmuk紹介ビデオを追加している。