バンクーバーで伝統的フラメンコショー-日本人ダンサー、バタデコーラを優雅に操る

日本人ダンサーNanako Aramakiさんは、裾の長いドレスを身にまとい華麗なステップでバタデコーラを披露した。

日本人ダンサーNanako Aramakiさんは、裾の長いドレスを身にまとい華麗なステップでバタデコーラを披露した。

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 バンクーバーのNorman Rothstein Theatre (950 W. 41st Ave, Vancouver、TEL604-257-5111)で12月6日、情熱的なフラメンコショー「Cuadro Flamenco」が行われた。主催はFlamenco Rosario。

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 「Cuadro Flamenco」とは、フラメンコを上演する飲食店「タブラオ」スタイルで、踊り手と歌い手やギタリストらがすべて舞台にそろって上演を行うもの。

 当日は、歌手にスペイン出身のAntonio de Jerezさんをゲストに招き、打ち解けた雰囲気の中、6人のダンサーが白熱したダンスを見せ観客を魅了した。最初にカスタネットを鳴らしながら6人一斉に踊り、その後ひとりずつ、つま先やかかとで床を踏み鳴らしてリズムをとりながら約1時間半にわた感情豊かなダンスを披露した。観客からはダンサーのポーズが決まると「オレ!」と掛け声がかかり、ギターの音色と情熱的な歌とダンスに酔いしれた。

 ダンサーで講師でもあるNanako Aramakiさんは、バタデコーラ(裾の長いスカート)を身にまといソロのトリとして登場し、バタデコーラを足で蹴り上げ扇子を使って優雅に華麗なステップを見せた。本場スペインにフラメンコ留学をしていたというNanakoさんは「フラメンコを始めて約9年。週末はCentro Flamenco
で講師としてフラメンコを教えている」と話す。

 観客のWilfred Jephsonさんは「以前にスペインでフラメンコを見たので、今日は楽しみにして来た。ダンサーらは、とても自然で情熱にあふれていたし、最後のNanakoさんのステップは優雅で迫力があった」と興奮気味に語った。

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