「ルイ・ヴィトン」で地元アーティストが靴をスケッチ-客がモデルに 

ヴィトンのブーツ(1,500カナダドル)を試着して「モノグラムが細かく描かれていて可愛い」と話す顧客のCathyさんとアーティストのBrentさん。

ヴィトンのブーツ(1,500カナダドル)を試着して「モノグラムが細かく描かれていて可愛い」と話す顧客のCathyさんとアーティストのBrentさん。

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 バンクーバーの老舗ホテル「The Fairmont Hotel Vancouver(ザ・フェアモント・ホテル・バンクーバー、730Burrard Street, Vancouver)」内に店を構える「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」は12月9日、招待客にショッピングと一緒にアートも楽しめる特別クリスマス企画を開催した。

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 シャンパン・パーティのスタイルで行われた同イベントには、毎年クリスマスシーズンになると発売されるというクルーズラインや2009年の春・夏物コレクションを目当てにした約200人のヴィトン・ファンが訪れた。

 顧客が好きなヴィトンの靴を試着し、ペインティングアーティストのBrent Ray Fraserさんがその場で靴をスケッチしてプレゼントする企画が好評。お気に入りのヴィトンの靴で来場した人や、ピンクのエナメルパンプス「ストロベリー(570カナダドル)」やデニム地のサンダル「キウイ(555カナダドル)」など果物の名前が付いた新作コレクションを試着した顧客らが、次々とBrentさんの周りに集まった。

 同店オペレーションディレクターのKim Carmichaelさんは、「アーティストの村上隆さんとコラボレーションした作品を発表するなど、アートとヴィトンは切り離せない。お客様にショッピングだけでなく、何か楽しんでもらえる企画を考え、社内スタッフの推薦により地元で活躍するBrentさんの起用を決めた」と話す。

 Brentさんは「ヴィトンの靴はラインがとても美しく芸術的。春物コレクションは描くのが初めてなので楽しい。できるだけ多くの人に靴を描いてプレゼントしたい」と話し、1枚の絵に約3分~5分を費やして細かいラインやモノグラムなどを描き次々と絵を完成させた。以前から気になっていたロングブーツを選んだという顧客のCathyさんは「今までに靴の絵を写生してもらったことはないので、とても貴重な経験ができた」と嬉しそうに話す。

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