バンクーバーで行列のできるラーメン店「金太郎」、10周年迎える

「金太郎ラーメン」が10周年を迎える。

「金太郎ラーメン」が10周年を迎える。

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 バンクーバーの「金太郎ラーメン」(788 Denman St, Vancouver TEL 604-682-7568)が1月26日に、10周年を迎え、記念イベントを行う。

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 1999年創業の「金太郎ラーメン」は、とんこつベースのラーメンを提供するバンクーバーの老舗ラーメン店。敷地面積は700スクエア・フィートで全20席。ロブソン・ストリートに近いデンマンストリートに位置し、ランチやディナータイムに限らず行列ができている。

 オーナーの松原大二さんは「人材の確保が難しい日本食レストランではなく、自分で料理ができる店を出したい。こんなにいろいろな種類のインスタントラーメンが市場で売られているのなら、本物のラーメンを出す店があればきっと客は入るはず」と出店のきっかけを話す。オープン当初は「手探りの状態。壁にぶつかってばかりいた。客は日本人がほとんど。カナダ人の90%はメニューを見ただけで『すしや照り焼きはないのか』と帰ってしまった」と当時を振り返る。3年が過ぎたころから毎日行列ができるようになり、4、5年前からはカナダで「Ramen(ラーメン)」の認知度も上がり、地元カナダ人、韓国人、中国人も行列に並ぶようになり、今では週末だけで400杯を販売するという。

 「並んでまで待って食べてくれるお客様のためにもラーメンを作るときは一切話さない。真剣に誠意をもって作っている。『金太郎』を育ててくれたのはお客さんや日本食材の調達に力を尽くしてくれた西本貿易と製麺店のおかげ」と感謝の気持ちを忘れない。今後は「基本のスープの味は全く別には変えられないが、『金太郎ラーメン』のファンでない方も満足してもらえるように日々、味の改良を研究し続けたい」と抱負を語る。

 記念イベントでは、味噌ラーメンを1杯2カナダドル(通常7.95カナダドル)で、ギョーザ(通常5個3.75カナダドル)を1皿(4個)2カナダドルで提供する。当日は通常より30分早く11時30分から営業を開始、500杯限定でスープが無くなり次第終了する。

通常営業時間は12時~23時。月曜定休。

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