バンクーバーのメーンストリートエリアに4月にオープンした子ども服店「Kiddo」(194 East King Edward Ave. Vancouver、TEL 604-708-1101)が、こだわりのある品ぞろえで話題を集めている。
店舗面積は約700スクエア・フィート。色鮮やかな赤と白で統一された店内にはバンクーバーなどカナダ出身デザイナーのブランドを中心に取りそろえる。0~8歳児を対象としたベビー服や子ども服、玩具、靴、ブランケット、抱っこひもなど1,000点以上の商品が並ぶ。同時に状態の良い子ども服とおもちゃのリサイクル品も扱う。
人気があるのは、バンクーバー出身デザイナーが日本の着物に影響を受け浴衣生地を使用してデザインしたベビー服ライン「Kimono」や、こいのぼりをイメージした柄の子ども用サマードレス「koi」。「Redfish Kids」ブランドはバンクーバーでも扱っている店がまだ少なく、人気商品の一つだという。
そのほか、リサイクル・フリースと竹が原材料の生地で作ったベイビー・スリング(抱っこひも)で人気の「Snugglings」や、自然派ベビークリームの「Bug & Pickle」、地元デザイナーによる絵柄が人気のステンレス製水筒「fill your own」など、バンクーバー発のブランドが並ぶ。
オーナーはMichelle さん、Trevor さんのDerrick 夫妻。Trevorさんは「自分たち2人の子ども用に安価で良い子ども服を探していた時、このエリアに子ども服のリサイクルショップが無いことに気付いたのが起業のきっかけ。開店前のリサーチで、安価で質が良く、デザインの良い子ども服がたくさんあることを知り、リサイクル品のみでなく新品もショップで扱うことにした」と話す。
価格は、新品子どもドレス=39カナダドル~、ベビー服=36カナダドル~、マタニティードレス=17カナダドル~。リサイクル品の持ち込みも受け付ける(要予約)。
営業時間は11時~15時。月曜・祝日定休。