サイエンスワールドのドーム、LED電球に交換-バンクーバーの夜景に変化

バンクーバーの夜景のシンボル「サイエンスワールド」のドーム。エコ電球への取替え作業が行われている。

バンクーバーの夜景のシンボル「サイエンスワールド」のドーム。エコ電球への取替え作業が行われている。

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 バンクーバーの科学博物館「サイエンスワールド」(1455 Quebec Street, Vancouver、TEL 604-443-7440)は10月22日から、夜間のライトアップを一時休止している。

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 ゴルフボールの形をしたドームが目印の同館は、1986年に開催されたバンクーバー万博のエキスポセンターとして利用された建物。特に夜間のライトアップは、バンクーバーのフォールス・クリーク周辺の夜景には欠かせないものとなっているが、今回、ドーム外側を覆うように設置した電球391個のうち256個をLED電球に交換することになった。

 「わたしたちは常に環境のことを考え、少しでもエコに貢献できる方法を探している」と話すBryan Tisdall館長。「ドームのライトアップは、バンクーバーの景色にはなくてはならないシンボル的存在。その電球をLEDライトに変えることで見ている人たちにも環境にやさしい選択をすることを訴えることができるのではと考えた」とも。

 これまで使用していた蛍光ランプに比べて、LEDランプは寿命が約5倍になるほか、明るさの調節ができるようになるため使用電力の節約も可能になる。電球の交換と併せて、配線の変更などを今後数カ月にわたって行う予定。

 「天候次第としか言えないが、遅くともクリスマスまでに再点灯できるよう急いで作業を進めている」(同館広報Pamela Findlingさん)。

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