オリンピックイベント開催会場のO zone設置準備が進むリッチモンド市のコミュニティーセンター「Richmond Cultural Centre」(7700 Minoru Gate, Richmond)で市民によるカナダ選手応援プロジェクト「Capture the SPIRIT in Richmond」が進行している。
同プロジェクトはRichmond Cultural CentreとRichmond Art Centre 、Richmond Art Galleryが共同で企画。市民の写真で同センターロビーに飾った幅約3メートル、高さ約2メートルのカナダ国旗、(メープルリーフ)を埋め尽くし、カナダ選手への応援メッセージとするもの。写真はロビー・カウンター上のモニターでも流され、カナダ選手へのメッセージを添えることができる。現在約100人が写真撮影に参加しており、オリンピック開幕までにカナダ国旗形を埋めることができるようにセンター側では更に多くの市民に参加を呼びかけている。
同センターでは冬季オリンピックの開催中、公式イベント会場となる「Ozone」とオランダ館「Holland Heineken House」が設置されるため、通常行われているアートやダンスなどの市民向け講座の多くが休講となる。Cultural Centre SupervisorのJudy Loさんは「自分たちが普段利用しているセンターがオリンピックの公式会場となることを多くの人に実感し、また何かの形で参加してもらえれば、と思い企画を考えた。完成したカナダ国旗はオリンピック中に訪れる多くの人に見てもらえるように設置場所を考えている」と話す。
撮影希望者はロビー・カウンターで受け付ける。受け付けは2月11日まで。