バンクーバーのザ・エンパイア・ランドマークホテル(1400 Robson Street, Vancouver)で2月21日、国際オリンピック委員会(IOC)やスポンサーの関係者を招き、オリンピック出場選手らが参加するレセプションが行われた。在バンクーバー総領事館、日本オリンピック委員会(JOC)の共催。
レセプションでは、日本代表選手団の橋本聖子団長が、男子スピードスケート500メートル銀メダリストの長島圭一郎選手、銅メダリストの加藤条治選手に続き、フィギュアスケートで銅メダリストの高橋大輔選手を紹介し、後半戦にかけての意気込みを語った。メダリストらの選手11人を含む約36人の日本代表選手団と約350人の招待客が出席した同会場は、選手の健闘をたたえる人や、選手に写真やサインを求める人らで盛り上がった。
フィギュアスケート代表男子のインタビューで、織田選手は「(バンクーバー発のヨガウエア・ブランド)『ルル・レモン』が好きなのでショッピングしたり、お土産を買ったりしている。これからはほかの選手の試合を観戦したい」と笑顔で話す。小塚選手は「あまりにも人の数が多いのでこれがオリンピックなんだと実感している。閉会式も参加して楽しみたい。小塚ロールも食べたがとてもおいしくかった」とも。
高橋選手は、バンクーバーの印象について、「住みやすい街だし景色がきれいで海外に住むならバンクーバーに住みたい」と話し、五輪キャラクターについて話が及ぶと、「一番好きなキャラクターはクワッチで、すでに10個ぐらい持っている」とさわやかに話した。3人は試合を終えリラックスした様子で、ファンの声援や応援について感謝の意を表した。