カナダのマッキーバー選手、オリンピック出場の夢叶わずもパラでカナダに初金

ブライアン・マッキーバー選手(左)とガイドの兄、ロビン・マッキーバーさん。撮影:竹見脩吾

ブライアン・マッキーバー選手(左)とガイドの兄、ロビン・マッキーバーさん。撮影:竹見脩吾

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 冬季パラリンピック、ノルディックスキー距離20kmフリー視覚障害で3月15日、カナダのブライアン・マッキーバー選手が優勝し、今大会初の金メダルをカナダにもたらした。

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 マッキーバー選手は冬季では初めてオリンピックとパラリンピック両大会の代表選手入りをして話題になったが、オリンピックではエントリーされず出場することができなかった。「つらかったけど前に進むしかない」(マッキーバー選手)と挑んだパラリンピック。金メダル獲得は「前日にカナダが獲得した銀メダルで更に奮起した。アルペン競技の延期がなかったら初金にはならなかったよ」と笑顔を見せる。

 世界中のメディアからも注目されていることについて、「注目が集まることでパラリンピックやほかの選手たちのことをもっと知ってもらえる。こんなにパラリンピックが盛り上がっているのは初めてかも。オリンピックとの溝をなくし、更なるパラリンピックの向上につながれば」と期待する。

 オリンピックとパラリンピックの同時開催については、「難しいと思う。オリンピックは規模が大きすぎる。パラリンピックが飲み込まれてしまい、パラリンピック選手への注目が低くなるのでは」と話す。

 4年後、ロシアで行われるソチ大会にも「既に計画を立てている」と、パラリンピック同様、オリンピックでの出場も目指す。

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