リッチモンド市のスティーブストン・コミュニティーセンター(4111 Moncton Street,Richmond)周辺で開かれる7月1日のカナダ・デー(建国記念日)恒例のイベント「サーモンフェスティバル」が、今年で65回目を迎える。今回は「Red goes green(カナダをグリーンに)」をテーマに掲げ、CO2削減のためのさまざまな工夫を凝らす。
2月のバンクーバー冬季五輪会場「リッチモンド・オーバル」近くのイベント広場「Richmond O Zone」で展開した積極的なリサイクルプログラムの成功を生かし、同フェス会場内には10カ所以上のごみ分別収集エリアを設ける。
同市が設置する「Green Zone(グリーン・ゾーン)」では、ごみの削減方法や生ごみの堆肥(たいひ)化、省エネ電化製品の情報を提供するほか、コミュニティー・ガーデニングや家庭菜園について学ぶこともできる。自転車駐輪場とベビーカー置き場も増やし、車での来場を減らすよう呼びかける。
昨年の同フェスには10万人近くが来場した。毎年2,000食以上を提供し、大人気のサーモンバーベキューのほか、コンサートやクラフトショー、移動式遊園地、日本文化紹介コーナーをはじめ、多くの家族向けアクティビティーを楽しむことができる。
朝食コーナー(ホットケーキ)=6時30分~11時30分。子どもたちの自転車パレード=9時30分~。メーン・パレード=10時~12時。サーモンバーベキュー=11時~売り切れ次第終了。