バンクーバーのダウンタウンで3月16日、日本人を中心とする約70人が東日本大震災の支援を呼びかけ、街頭募金活動を行った。
募金を企画したのは「BC Japanese Student Network (BCJSN)」。同ネットワークが運営するフェイスブックページ「JAPAN LOVE Project」で募金活動参加を呼びかけ、バンクーバー美術館前、ロブソンストリート数カ所、スカイトレイン駅前などで実施した。
プロジェクト開始者の一人、遠藤明日香さんは「日本のために何かしたい、と友人数人と始めた活動が多くの賛同者を得ることができ、驚くとともに感動している。今回の街頭募金も市から許可を得ている70人をはるかに超える人数の参加希望者があり断ったほど。多くの人が日本を思う強い気持ちを感じている」と話す。
募金活動に参加した、バンクーバー在住の山本裕介さんは「実家は名古屋なので被害はなかったが、友人の家族や知人が被災地にいる。バンクーバーからでも何か力になりたいと募金に参加することにした」と話す。
今後も4月10日まで、水曜17時~21時、金曜16時~21時に街頭募金を続ける。参加希望者は同プロジェクトフェイスブック上で参加表明できる。