バイク・スクーターの専用路上パーキング、「グリーン・シティー」に向け続々設置

バンクーバー市内にバイクとスクーター専用の路上メーター駐車スペースが次々と設置されている。

バンクーバー市内にバイクとスクーター専用の路上メーター駐車スペースが次々と設置されている。

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 バンクーバー市長のGregor Robertsonさんが昨年4月に発表した「2020年までに世界で最も環境に優しい『グリーンな』まちづくりを目指すプロジェクト」の一環として、バンクーバー市内の各地にバイクとスクーター専用の路上メーターパーキングが続々と設置されている。

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 バイクとスクーターのみが駐車可能なスペースは今年4月に新しく設置された。バイクの絵が描かれた新道路標識と、路上に引かれた三角形の白線が目印。パーキングメーターにはバイクのマークが表示され、24時間使用できる。現在、バンクーバー市内に50カ所存在し、9月には新たに60カ所を設置する。バンクーバー市は今後10年間で、2輪専用駐車スペースを年間100カ所ずつ増やしていく予定。

 市職員は「スクーターは車に比べガソリンの消費量が90%少なく、バイクも車やトラックより少ない燃料で済む。駐車スペースも車に比べ幅を取らない。道路空間も狭く、渋滞を和らげる効果もある」と話す。

 専用駐車場を使用するJohnさんは「ほかの路上パーキングよりも安いし、バイク専用パーキングができたから車を気にしないで停めることができる」と話す。車の路上駐車場と比べ、バイク専用駐車スペースの料金は安く、電話支払いをするとパーキングメーターに記載してある料金の半額になる。

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