ダウンタウンにあるVancouver Community College (250 West Pender St.)で4月6日、学生たちがバンクーバー市政125周年記念イベント用の巨大バースデーケーキを作った。
バースデーケーキを作ったのは同校Baking Pastry Arts コースに通う学生15人とインストラクター2人。同校インストラクター・アシスタントのNuala Cyrさんは「このような大きなプロジェクトにクラスで関われたことは生徒たちにとっても良い経験になった。バンクーバー市の名所をテーマとしたケーキデコレーションでは多くのアイデアが出て、見ているだけでも楽しいケーキが完成した」と話す。
縦約91センチ、横約203センチの長方形のケーキを3つ製作。重さはそれぞれ約70~80キロ。3層のスポンジの間にレモンカードをはさみ、表面をバタークリームでコーティングした。3つのうち2つはバンクーバー市の125周年公式ロゴを入れたが、3つ目には生徒たちがデザインしたバンクーバーの名所をかたどった飾りを施した。
3つのケーキには小麦粉25キロ、卵862個、砂糖59キロ、バター20キロ、レモン24個を使用。学生たちは準備とデザインを含めてケーキの完成までに2週間以上を費やした。学生の一人、Tess さんは「こんな大きなイベントに関われてとてもうれしい。(ケーキがお披露目される)イベント会場にも行ってみようと思っている」と感想を話す。
ケーキはオリンピック聖火台の設置されている「Jack Poole Plaza 」で開催された125周年記念イベントで2,200個に切り分けられ、来場者に配られた。