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バンクーバーの日本語補習校でチャリティーイベント-高校生らが発案

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 バンクーバー補習授業校で5月21日、父母会主催による義援金チャリティーイベント「日本に届け みんなの思い」が開催され、多くの来場者が生徒によるチャリティーコンサートや、べークセール、サイレントオークションなどを楽しんだ。

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 毎週土曜にSir Charles Tupper Secondary School (419 East 24th Ave. Vancouver )で開校される同校では日本からの派遣員の子女や現地在住の日本人子弟が、週に一度日本語による主要教科の補習教育を受けており、現在幼稚部から高等部まで合わせて154人の生徒が学んでいる。

 今回の企画は高等部の生徒からの提案を基に父母会が支援し実現した。実施決定後約2週間という短い期間で、生徒たちと父母会が協力してベークセールの準備、チャリティーコンサートに向けての練習などを行った。チャリティーコンサートでは来場者が見守る中、生徒による歌、ダンス、ピアノ演奏、ハープ演奏などが次々と披露され大きな拍手を浴びた。

 同父母会は「補習校の生徒たちは遠く日本から離れ、ここバンクーバーで日本の教育を受けている。中には、この春日本から来たばかりの子どももいる。この夏帰国予定の子どももいる。皆日本が一日も早く元気になってくれることを心から願っている。短い準備期間だったのでできることは限られていたが、多くの来場者の支援が得られて感謝している」と振り返る。

 当日の収益金は日本国総領事館を通して日本赤十字に全額寄付される。

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