バンクーバー在住ウェブクリエーターSenna(本名=後藤佳孝)さんが配信するブログ「バンクーバーのうぇぶ屋」が月間10万ページビューを超え、日本のウェブマガジンサイト記事で取り上げられるなど話題を集めている。
以前、更新していたサイトを含めるとブロガー歴5年の後藤さん。バンクーバーでウェブディレクターとして活動している。「バンクーバーのうぇぶ屋」は今年7月にスタート。「あなたの作業を音速にするかもしれないWEB屋の作業スピードを上げるチートシート大量紹介」など北米からウェブ制作に関する情報を週一度のペースで更新している。
後藤さんは「日本のウェブクリエーターの方にも英語圏の知識の量と質に触れてほしいと考えている」と話し、以前掲載した記事「『英語だから…』なんて拒否っちゃ駄目なWEB屋が知っておくべき厳選ブログ、WEBマガジンいろいろ」に触れ、「このタイトルでも伝えているように、英語だから…と日本国内の情報だけを収集する時代は終わりつつある」と日本国外に視野を向けた情報収集の必要性を伝えている。後藤さんは英語記事を中心にウェブ制作情報を発信しているが、翻訳などはしないという。「言葉の壁を取り除くだけで、これだけの量と質の高い情報に巡り合うことができる」とも。
「ウェブ情報以外にも日本とカナダの両方でウェブ制作に携わってきた中で、バンクーバーがいかにクリエーターの留学や生活に適しているかを伝えたい。英語の発音のきれいさ、治安の良さ、人のフレンドリーさ。その全てがクリエーターのレベルを上げるのに適した環境だと実感している。今後は僕の愛してやまないバンクーバーに関する記事もブログで紹介したい」と今後の抱負を語る。