リッチモンド観光局は4月23日、食べ歩きブロガーを公募する「365 days of dining Richmond BC」キャンペーンの途中経過を発表、第2次審査へ進む12人のブロガー名を公表した。
同キャンペーンは一年間限定でリッチモンド市内のレストランを毎日食べ歩き、食を通してリッチモンドの魅力を紹介するブロガーを公募するもの。年間5万カナダドルが支払われ、住居も提供されるなどの好条件が話題となり、地元のみならずオーストラリア、フィンランド、日本、イギリスなど世界中から1507通の応募があった。
応募者のブログ内容、写真の質やソーシャルメディアの利用度、クリエーティビティ、サイトから見られる人柄などあらゆる角度から審査し、選考された12人のうち7人はBC州在住者だが、5人はニューヨーク、オタワ、トロント、ロンドン、サンディエゴなどで活躍するブロガーが選ばれた。
リッチモンド観光局CEOのTracy Lakemanさんは「このフードブロガー公募キャンペーンは広範囲の人から反響があり、国外からもリッチモンドに注目してもらうことができた。リッチモンドの素晴らしい文化とレストランを世界中に紹介してもらうブロガーを選ぼうと思っている」と話す。
今後、面接を経て3人が最終審査へと進み、5月末までには最終発表を行う予定。観光局フェイスブックでは今月24日~5月1日、人気投票も実施。最も投票数の多い候補者は自動的に最終審査に進む一人となる。候補者の多くが既にファンを持つ有名ブロガーのため、発表後フェイスブック上には投票表明の書き込みも多く寄せられている。
候補者12人の名前とプロフィールは観光局サイト、フェイスブックに掲載する。