バンクーバー・ダウンタウンのConcord Pacific Place(88 Pacific Blvd., Vancouver)で6月16日、肉をテーマにしたイベント「Brewery and The Beast」が開かれる。昨年、ビクトリアで好評を得た企画で、バンクーバーでの開催は今年初めて。協賛は「The Phillips Brewery」と「Two Rivers Specialty Meats」。
地元の畜産農場や飲食関連ビジネスのプロモーションを目的とする同イベント。コンセプトは「ビール醸造所の裏庭で肉好き、ビール好きのゲストを集めて、有名シェフたちが調理した『肉』を楽しむ」。同イベント発案者でコーディネーターのScott Gurneyさんは「昨年、ビクトリアでのイベントが大成功し、こんなに楽しくユニークな企画をもっと別のロケーションでも紹介しない手はないと思った」とバンクーバーでの開催理由を説明する。
当日、調理に使用する肉類は、全てブリティッシュ・コロンビア州とアルバータ州北部産の農場でホルモンフリー、抗生物質投与ゼロで飼育されたもの。「Forage」「Hawksworth」「Maenam」「West」「Wildebeest」など30店以上のシェフたちが腕を振るい、ハム・ソーセージなどの加工品を使った料理のほか、豚の丸焼きやさまざまな国の珍しいメニューなどもそろえる。「Phillips Brewing Company」「Vancouver Urban Winery」「Left Field Cider」がビールやワイン、サイダーなどドリンク類を提供し、肉料理とのペアリングを楽しめる。
開催時間は13時~16時。チケットは、79カナダドル。サイトで購入できる。収益の一部は「The BC Hospitality Foundation」に寄付する。