バンクーバー近郊のサレー市にあるソフトボールシテイ球場(2201-148th St. Surrey)で7月16日、ソフトボールのカナダ杯「Scotiabank Canadian Open Fastpitch International Championship」の女子国際部門が始まり、日本女子代表はベネズエラ代表と対戦、6-8で惜しくも初戦黒星のスタートとなった。
世界各地から約1300人以上の選手が参加、期間中330以上の試合が行われるカナダ杯。女子国際部門は、現在同大会2連覇中の日本、同2位のアメリカ、カナダ、オーストラリア、ベネズエラ、カリフォルニアA’sの6チームが参加して開催される。
日本チームは中野花菜投手が先発、1回から6回まで順調に6点を重ねたものの、5回裏に2失点、6回にはGelardine Puertas選手の満塁本塁打も含む6点を許し、残念ながら初戦を勝利で飾ることはならなかった。
宇津木麗華監督は「今日の試合は残念ながら負けてしまったが投手もよく頑張っていたと思う。今回はジュニアチームからも多くの選手が参加しているし、なるべく多くの経験を積んでほしいと考えているので、若手選手にもどんどん出場してもらうつもり」と話す。
当日の試合では登板はなかったが後輩投手たちを見守った上野投手は「絶対に点を取られてはいけない場面にどうするかなどは実戦の中で身に付けることも多い。負けた試合でも学ぶことは多かったと思う」と感想を話した。
オリンピック種目復活への注目が集まる中、平日午後の試合開催ながら会場には地元日本人ファンの姿も多く見られた。
日本チームは19日まで第1ラウンドを各チームと対戦する。試合スケジュールは大会サイトに掲載。