バンクーバー近郊のサレー市にあるソフトボールシテイ球場(2201-148 St. Surrey)で行われているソフトボールのカナダ杯で7月20日、日本女子代表は決勝ラウンドとなるセカンドラウンド2試合を行い、両試合とも7対0のコールド勝ち、準決勝へと進んだ。
ファーストラウンドを1勝4敗の6位で終えた日本女子。当日のカリフォルニアA’s戦、オーストラリア戦ともに上野投手を起用。今大会初登板の同投手は両チームともノーヒットに抑え、カリフォルニアA’s 戦では10奪三振、オーストラリア戦では8奪三振の大活躍、地元ファンを大いに沸かせた。
打線もそれに応えるかのように国吉、河野選手の3塁打を筆頭に林、大久保、西山選手が2塁打を打つなど両試合とも12ヒットの好調ぶりを見せ快勝した。
宇津木麗華監督は試合後「毎試合一生懸命応援しに来てくれている大勢の日本人の子どもたちにも今日は喜んでもらえた内容で良かったと思っている」と笑顔でコメントした。
大会開始以来ほぼ毎回観戦に来ているという地元在住の日本人ファンは「今大会は負けた試合も多く少し心配していた。今日は久しぶりに上野投手の活躍が間近に見られてあらためて素晴らしい投手だなと感心した」と話した。
日本代表は21日、18時30分よりアメリカと決勝進出を懸けて対戦する。