バンクーバーのBCプレーススタジアムで6月21日、FIFA女子ワールドカップ、カナダ対スイス戦が行われ、カナダがスイスを1対0で破り8強進出を決めた。
バンクーバーで行われる初のカナダ代表戦となった当日。観戦チケットはほぼ完売で5万3千855人が入場。会場は来場者がまとったカナダ国旗の色である赤で埋め尽くされた。
双方互角に攻め合い無得点で迎えた後半52分。今大会初ゴールのベランジェ選手が先制点を獲得、リードを守り抜いた。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにはスイスの激しい攻撃を防ぎ切ったカナダ側ゴールキーパーのマクロード選手が受賞した。
試合後カナダのハードマン監督は「スイス相手で厳しい戦いになることは覚悟していた。ベランジェ選手をはじめ、得点はしなかったが素晴らしいサポートを発揮したシンクレア選手やシュミット選手、ディフェンスチームなど素晴らしい試合をした選手たちを誇りに思う」とほめ讃えた。
カナダ代表は27日、再びバンクーバーでイギリス対ノルウェー戦の勝者と4強入りをかけて戦う。