4日間にわたって行われる、バンクーバー・夏の風物詩「HSBC Celebration of Light」(花火競技大会)の1日目が7月25日、バンクーバーのイングリッシュベイ・ビーチで開かれた。
同イベントは毎年、主催者によって選出された3カ国が参加。音楽に合わせて各国が競って芸術性の高い花火を披露する競技花火が特徴。22時のイベント開始時間前には地元ラジオ局(101.1 FM)がカウントダウンを始め、用意した花火に合わせた音楽を放送。4日間合わせて、毎年およそ140万人が訪れる人気イベントだ。
1日目はスペイン。同日は晴天に恵まれた絶好の花火日和となり開始時の22時には澄み切った夜空が花火を迎えた。イングリッシュベイ・ビーチには大勢の家族連れ、カップルなどが詰めかけ、夜空に浮かんだ大輪に歓声を上げた。
今後のスケジュールは7月28日(カナダ)、8月1日(中国)、8月4日(3国によるフィナーレ)と続く。各日の花火の打ち上げ時間は約25分で、最終日のみ1時間弱。最終日には各国の競技終了後に1位発表がある。選曲、曲と花火の組み合わせなどが採点の基準となるという。
開始時間は22時。同イベント主催側の勧める鑑賞ポイントはイングリッシュベイ、キツラノビーチ、ベニエ・パーク、ジェリコ・ビーチ、ウェストバンクーバー山頂。