バンクーバー・ホワイトキャップス、元J1柏・工藤壮人選手が7月13日、5月11日の負傷から約2カ月ぶりに試合復帰を果たした。復帰にあたりチームでは工藤選手のメッセージをチームサイトに掲載した。
待望の初ゴールを挙げた5月7日の試合数日後に起きた工藤選手の衝突事故。バンクーバー・ホワイトキャップスファンだけでなく日本の工藤ファンの間にも衝撃が走り、国内外から同選手を心配する声が多く届いた。
工藤選手はメッセージで移籍後の初ゴールを「特別なものだった」とし、「3歳からボールを蹴り始めて初の大きなけがをしてしまった自分に憤った」と振り返る。
復帰試合ではブランクを感じさせない程機敏な動きを見せ、積極的に得点チャンスを作り出した工藤選手。7月16日のホームゲームでは対オーランドシティー戦で早速、復帰後初ゴールを決めた。同じくストライカーのリベロ選手が移籍した今、復帰を喜ぶ声は大きく今後の活躍にも期待が掛かる。