バンクーバーのオリンピックビレッジ・スクエアで10月29日、ハロウィーン時期恒例の「スリル・ザ・ワールド」が行われ、ゾンビメークを施した参加者たちが一斉にダンスを踊った。
世界各地で同日に行われている同イベント。バンクーバーでは市内でフラッシュモブを多く企画している団体「Vancouver Improve Anywhere」が2011年から実施。子どもからシニアまで多くの人がゾンビに扮(ふん)してダンスを楽しむハロウィーン恒例の人気イベントとなっている。
今年は129人が参加し、協賛したBlanche MacDonaldのSPFXメーキャップアーティストによるゾンビメークと各自趣向を凝らした衣装で登場。多くの観客やメディアなどが見守る中、マイケル・ジャクソンの「スリラー」に合わせてリハーサルを重ねてきた成果を披露した。
会場周辺にたまたま居合わせたという日本からの観光客は「時期的に街で本場のハロウィーンの雰囲気を楽しんでいるが、あまりに本格的な仮装のゾンビが多くいたので驚いた」と、楽しみながら写真を撮影していた。