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バンクーバーのビーガンプリン店、「プリンの素」発売 海外発送も可能に

「ビーガンプリン&パイフィリングミックス」(5.24カナダドル)

「ビーガンプリン&パイフィリングミックス」(5.24カナダドル)

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 バンクーバー・ダウンタウンのビーガンプリン店「Vegan Pudding & Co.」(101-422 Richards St. Vancouver TEL 778-379-0545)が、同店の商品に限りなく近いプリンを自宅で再現できる「Vegan Pudding & Pie Filling Powder Mix(ビーガンプリン&パイフィリングの素)」を9月中旬に発売し、好評を得ている。

新商品の販売開始を喜ぶオーナー夫婦(写真両端)とスタッフ(写真中央)

 2015年1月に同店をオープンして以来、白砂糖や乳製品、卵、大豆不使用の「ビーガンプリン」は話題になっている。「フェイスブックやインスタグラムなどのSNSを通じて、海外のビーガンの人たちから『食べてみたい』という声がたくさん届いていた」と高山宙丸(そらまる)オーナー。保存料を全く入れていないため、賞味期限が長くなく、長距離の輸送には向いていない同商品を「どうにかして世界中のお客さまに届けることができるようにしたい」と考えて開発に取り掛かり、「ちょっと高級志向で、オーガニック認定の入ったプリンミックス粉末の商品はまず見掛けないので、勝負できる」と確信したという。

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 構想から開発、製品化に至るまで約1年をかけ、「賞味期限も長く、輸送も簡単になった」(高山さん)新商品が完成した。1袋(50グラム入り)のパウダーミックスにココナツミルク1缶(400ミリリットル)を混ぜて冷蔵庫で2時間以上固めると、4個分のビーガンプリンやパイフィリングが出来上がる。開発の段階では、主な材料となるカボチャをどういう形でパウダー状にするかで苦労したといい、「カボチャパウダーを仕入れて作ってみたが思うような味にならなかったので、自分たちでカボチャパウダーを作るところから始めた。パウダーの仕上がりやそれぞれの材料の分量の配合のバランスにたどり着くまでが大変だった」と振り返る。現在は、地元のオーガニックファームから直接仕入れたカボチャから作ったパウダーを使用している。

 SNSで商品を紹介後、「お土産などにもちょうどいいと評判になり、しばらくは生産が追い付かないほどの反響だった」と喜ぶ。今後は「要望に応じて、新しいフレーバーも増やしてきたい」とし、同商品を使った新しいレシピなどを動画で公開していく予定。

 フレーバーは、オリジナルバニラ、抹茶、チョコレートの3種類。価格は1パック=5.24カナダドル、3パック=14.29カナダドル、12パック=52.39カナダドル。同店とWhole Foods Marketなどのスーパーのほか、ウェブサイトでも購入できる。

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