バンクーバー市内の公園にある池「トラウト・レイク」が度重なる寒波により凍結し、天然のスケートリンクとして数日間のみ開放された。
通常は表面に氷が張ってもスケートするほど安全な厚さではない同池。1月5日に市の公園局(Vancouver Park Board)は氷が12センチメートル以上になったことを確認し、開放を決定した。
開放決定直後からニュースを知った市民がホッケーなどを楽しむ様子がSNSなどでも広まり、天候にも恵まれた週末は幼い子ども連れから大人やシニアまでが「マイスケート」を持参、常に数百人が滑るほどのにぎわいを見せた。この日、孫とスケートやホッケーを楽しんでいた市内在住の男性は「子どものころ、よく裏庭でホッケーをしたことを思い出した。暗い屋内のスケートリンクよりもずっと楽しい」と笑顔を見せた。
公園局は1月7日には降雨と気温を考慮し解放をいったん中止。週明けも氷の厚さの観測を継続し開放が可能か決定する予定。