バンクーバー生まれのアイドルAlly & Sally、日本から帰国しカナダで活動開始

日本でCDリリースイベントに出演した際のAlly & Sally(写真提供=Ally&Sally)

日本でCDリリースイベントに出演した際のAlly & Sally(写真提供=Ally&Sally)

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 バンクーバー出身の双子のアイドル「Ally & Sally」率いる「Seishun YA」が2月11日からバンクーバーで開催される「AniRevo: Winter」での初パフォーマンスに向けて準備を進めている。

Ally & Sallyと新結成の「Seishun YA」メンバーたち

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 ゲームやアニメの影響から日本が大好きになったというAllyさんとSallyさん。次第に日本のアイドル文化に興味を持つようになりアイドルを目指し始めた。2010年には初めて日本でホームステイを体験。その後も日本を訪れアイドルになる道を探す様子はテレビ東京の番組「Youは何しに日本へ?」でも取り上げられた。

 昨年は大学の交換留学制度を利用し日本に長期滞在。オーディションを経てアイドルグループ「青SHUN学園」に合格。学業と両立させながら念願の日本でのアイドル活動を実現させ、先輩メンバーたちとステージに立った。10月の帰国前には「青SHUN学園」の代表曲「手紙。」の英語バージョン「Message.」のCDをリリース。日常会話や取材も流ちょうにこなす日本語は日本滞在中、「玄関を出たら(2人の間でも)日本語だけ」と決め上達させた。2人は「多くの人に助けられてたくさんの夢がかなった1年だった」と笑顔で振り返る。

 帰国後はバンクーバーで募集したメンバーからなる青SHUN学園カナダ校「Seishun YA」を結成。メンバー選考を終え初ステージに向けて準備を進めている。「『青SHUN学園』はクリエーティブで個性豊かなメンバーがそろったすてきなグループ。何度もオーディションに落ちてきたのはこのグループに入るためだったと思うほど、メンバーになれたことに感謝している」と思い入れを話す。「歌詞もとても良いので北米でも多くの人に知ってもらえるように英語でも歌っていきたい」とも。

 今後は大学と両立させながら、Seishun YAの活動を続ける。2人とも「カナダやアメリカの人たちにもっと日本のアイドル文化を知ってもらいたいし、いつか日本のメンバーとの共演もかなえられれば」と意気込みを話す。「外国人が日本でアイドルになるのは無理だと何度も言われたが、諦めずに続けて今『アイドルとして活動している』と言える自分たちがいる。『夢を諦めないで』と多くの人に伝えられれば」と笑顔を見せる。

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