米国の映画業界誌「ムービーメーカー・マガジン(Movie Maker Magazine)」が2018年の「映画業界人が住み・働くのにベストな場所ランキング」でバンクーバーを2位に選出した。
バンクーバーでは年間400本以上の映画やテレビが撮影されており、別名「ノースハリウッド」とも呼ばれる。近年でも「デッドプール」「Skyscraper」「リバーデイル」などの人気作品が撮影され、街中でも多くの俳優が目撃されている。市の広報によると映像産業は年間1万9000の雇用を生み出し、409万カナダドル以上の賃金が地元で支払われている。
バンクーバー市のグレゴー・ロバートソン市長は「バンクーバーが映画人にとってベストな場所と再び認知されて大変光栄」と話し、「ノースハリウッドとしての国際的な評判がここ数年で高まった。これは世界クラスの技術とクリエーティブな人材、整った設備、強い地域経済、そして広がる大自然のおかげだと言えるだろう。今後も多くの作品がバンクーバーで作られるように業界をサポートしていきたい」とコメントした。
1位にはジョージア州アトランタ、3位はカリフォルニア州ロサンゼルスが選ばれた。