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バンクーバーで大量の母乳寄付 「普通の母親だけど役に立てれば」

バンクーバーで大量の母乳寄付 「普通の母親だけど役に立てれば」

3万4000ミリリットルを超える大量の母乳を寄付したジェニー・カンさん(写真提供=Fraser Health)

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 バンクーバー郊外の保健機関、ノースデルタ・パブリックヘルスユニットは4月6日、2月に地域に住む女性ジェニー・カンさんから3万4000ミリリットルを超える大量の母乳の寄付があったと発表した。

 女の子を出産して喜んだものの「赤ちゃんがうまくおっぱいを吸えずに苦労した」と話すカンさん。「栄養的にベストだと思う母乳で育てたかった」と搾乳して哺乳瓶で与えることに。睡眠不足と痛みを乗り越え懸命に搾乳、1年間母乳を与え続け大量の貯えまでできた。

 「母乳はとても貴重で力強いもの。出産の際やその後に起こり得るさまざまな理由で、母乳を得られない小さな大切な命の助けになれば」と母乳の寄付を思いついた。

 最初に寄付したバンクーバーのBCチルドレンズ・ホスピタルで「母乳は州内各地にいる母乳が必要な赤ちゃんに届けられる」と聞き、「普通の母親でも何かの役に立てる」と更なる寄付を決意。2月25日に3万4392ミリリットルの母乳を寄付し、同機関が今まで1回に受けた最大量の母乳と驚かせた。

 寄付を受け付けた同機関の看護師、スー・エリスさんは「カンさんの寄付は多くの赤ちゃんを助けることになる」と感謝し、「自分のことを普通の母親と言っているが、普通よりずっとすごい人だと思う」とカンさんをたたえ、「母乳を必要とする赤ちゃんはたくさんいる。寄付するためには血液検査や書類手続きが必要だが時間が掛かるものではない」と寄付も呼び掛ける。

 カンさんは「娘が大きくなったら誰でも何かの役に立つことができると伝えたい。必要なのは決意と根気だけ」と話した。

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