バンクーバーのUBCにあるダグミッチェルサンダーバードスポーツセンターで12月5日、フィギュアスケートの「グランプリファイナル」公式練習が行われ、宇野昌磨選手や紀平梨花選手ら日本人選手も入念な事前練習を行った。
日本人女子としては浅田真央さん以来のトリプルアクセル成功者で成長が著しい紀平選手は、この日の練習中も伸びやかなジャンプを披露。トリプルアクセルも何度も成功させ拍手を浴びていた。宇野選手は練習後、フリップに入念に時間をかけていたが「考えすぎてもしょうがないので、真っすぐ飛ぶことに集中したい」とし、「ベストな演技ができれば」と意気込みを話した。
6日に開幕する同イベント。今年は羽生結弦選手が欠場するものの、シニア男子は宇野選手、女子は紀平選手、宮原知子選手、坂本香織選手が出場。会場には日本選手を応援するバナーがすでに多くかけられ公式練習の会場でも日本語での掛け声が聞こえるなど、日本から多くのファンが現地入りしている様子が見られた。
シニア男子ショートプログラムは6日19時45分~、女子ショートプログラムは6日21時~。男子フリーは7日21時35分~、女子フリーは8日15時15分~。チケットは70.70カナダドル~。スケートカナダのサイトで購入方法を案内する。