バンクーバーのUBC「ダグミッチェル・サンダーバード・スポーツセンター」(6066 Thunderbird Blvd. vancouver)で12月6日、フィギュアスケートのグランプリファイナルが開幕した。
ショートプログラム1位のネーサン・チェン選手(中央)、2位宇野昌磨選手(左)、3位ミハル・ブレジナ選手(右)
初日はシニア男子、女子ともにショートプログラムを行い、男子は宇野昌磨選手が2位、女子は紀平梨花選手が首位で発進した。
92.99点で1位のネーサン・チェン選手は「素晴らしい選手たちとこの大会に参加できたことは光栄なことだと思っているが今日のできには完全に満足しているわけではない」と明日は更に気を引き締めると話し、91.67点で 2位につけた宇野選手は「日本で練習してきたことが生かせていなかった。少し残念な結果だった」とフリーでの巻き返しを狙う。
今季世界最高得点の82.51点で1位となった紀平選手は「良い演技が出来たし、良い点数が出せて自分でも嬉しく思っている」と笑顔で話し「今日のジャッジスコアを確認してどこを伸ばしたらよいかを確認していきたい」とフリーへの意気込みを話した。
77.93点で2位につけたザキトワ選手は「今日は少し緊張して硬くなってしまった」と話し「他の選手の演技や点数は見ていなかったので(紀平選手の点数が)硬くなった原因ではない」と言葉少な目に話した。坂本花織選手は4位、宮原知子選手は6位でフリーに臨む。